木版画『薄暮』を木彫の中に入れ込みたくて作りました。
両方合わせて、一つの作品になることを目指しているのですがなかなか難しい…
イメージは樹のうろです。
そのために、真ん中はペーパーで滑らかに仕上げました。
いつもはペーパーをかけずに、鑿跡⋅鉋跡を残して、つまり刃をきれいに研いで鑿や鉋といった刃もののみで仕上げるのをモットーにしているのですが、かけるとなると本気でツルピカになるまでやります。普通は金属を磨く程の細かい番手まで使って、最後は布で擦って光沢を出します。
周りの彫り跡とのコントラストを作りたかったのですが、写真ではそこまで撮せませんでした…
やはり個展したい!と、思います。